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展覧会情報

EXHIBITION INFORMATION

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横山大観「無我」(部分)1897年/29歳 ※展示は前期のみ 菱田春草「朝之牡丹」1906年/32歳
右 横山大観「無我」1897年/29歳 ※展示は前期のみ
左 菱田春草「朝之牡丹」1906年/32歳

横山大観と菱田春草
Yokoyama Taikan & Hishida Shunso

近代日本画を築いた二人の挑戦
大観の代表作「無我」きたる 期間限定公開

2025年
10月3日(金) - 11月30日(日)
会期中、一部展示替えがあります
前期:11月3日(月・祝)まで
後期:11月4日(火)~

 明治期、新たな時代にふさわしい「日本画」の創造という岡倉天心の理想に共感し、近代日本画の確立に大きく貢献した横山大観(よこやま・たいかん/1868-1958)と菱田春草(ひしだ・しゅんそう/1874-1911)。大観は明治22年、春草は明治23年に東京美術学校(現:東京藝術大学)に入学し、在学当時から親交を結びます。明治31年、二人は岡倉天心の指導理念のもと創設された日本美術院の創立に参加。この頃、試みていた没線描法が世間から「朦朧体」と酷評を受けるも、二人はあきらめることなく切磋琢磨しあいながら画業に励みました。
 本展は、春草ゆかりの長野県において、初期日本美術院の代表的な作品を数多く所蔵する水野美術館の貴重なコレクションから選りすぐりの作品で構成し、89歳まで生きた大観と36歳で夭逝した春草、二人の画業と挑戦をあらためて顕彰します。


左 横山大観「牧童」1898年/30歳
右 菱田春草「秋草に鶏」1898年/24歳


横山大観 菱田春草「旭日靜波」(左右大観・中央春草)1901年頃/大観33歳頃・春草27歳頃


左 横山大観「暁山雲」1919年/51歳
右 菱田春草「双美摘草」1901年/27歳

画像は全て水野美術館蔵

主催 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
後援 中日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、三重テレビ放送
協力 水野美術館
企画協力 株式会社アートワン

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